巻き爪の悩みコラム
巻き爪・陥入爪・肥厚爪の原因や症状などについて、杉並区巻き爪矯正センター 院長 小池研身が解説します。
足の小指、爪が2枚ある?爪が分かれるのは「副爪」
みなさん、こんにちは!
杉並区巻き爪矯正センターの院長、小池研身です。
足小指の爪が2枚に分かれている、横にも小さな爪が生えている……見つけると「これは何?」と思うことでしょう。その小さな爪のようなものは、「副爪」(ふくそう)です。
気になっても、無理やり引っこ抜くのは厳禁。痛みや出血の原因になるため、副爪を自分で治すことはおすすめできません。
副爪の特徴や考えられる原因、当センターにおける副爪の治し方などを紹介します。

副爪とは?
足小指の爪の横に生えた、小さな爪のようなもの、これを「副爪」といいます。
一見すると、爪が割れて2枚に分かれたような、新しい爪ができたような見た目です。硬さも爪と似ていて、爪が出っ張っているように見えます。もしくは、爪が変形したようにも見えます。
でも実は、爪ではありません。副爪の正体は、爪の横にできた“角質”。魚の目やタコと同じなんです。
副爪があると、見た目が気になる方が多いようです。しかも、靴下や布団にも引っかかりやすくなり、女性ならストッキングを破る原因にもなります。後ほど説明しますが、痛みが出る方もいらっしゃいます。
副爪ができる原因
副爪ができる原因は、大きく分けて2つです。
▼副爪の原因(1)靴が合っていない
副爪ができる原因として、圧倒的に多いのは「合わない靴による圧迫」です。
ファッション性を重視して、先の細い靴ばかり履いていませんか?サイズの合わない靴を辛抱して履き続けていませんか?
合わない靴を履くと、小指に刺激が加わります。その積み重ねによって、皮膚が厚くなり、角質ができ、副爪ができてしまうのです。
▼副爪の原因(2)小指が横に寝てしまっている
もう一つ副爪の原因として考えられるのが、「小指がまっすぐな状態ではなく、横に寝てしまっている」ことです。
小指が横に寝ていると、指の端が地面とすれます。刺激を受け続けて角質化し、副爪ができやすくなるのです。
副爪が痛い!放っておいて大丈夫?
副爪があると、痛みを感じることがあります。でも副爪自体が痛むわけではありません。痛みの原因は、副爪の下にできる“魚の目”です。
副爪の下には、魚の目ができることがよくあります。魚の目があり、爪が上を覆い、靴で圧迫される。これらの条件がそろうと、「がまんできないぐらい痛い!」となるわけです。
魚の目を除去しなければ、痛みがなくなることはありません。もしも副爪があり、痛みを感じているなら、早く取り除くことをおすすめします。
副爪を自分で治してもいい?
中には副爪を自分治そうと思って、爪切りでカットしようとする方もいるでしょう。でも、副爪を自分で治すのはやめてください。理由は次の2つです。
(1)出血する可能性がある
副爪のすぐ下には血管が通っているので、無理なカットで皮膚が傷つくと、出血する可能性があります。ばい菌が入れば化膿することもあります。あまりにもひどく出血している場合や、化膿している場合は、まずは皮膚科の受診をお願いします。
(2)そもそも爪切りではうまく切れない
爪なら、爪切りで切れるかもしれません。でも実は、副爪は爪ではありません。その正体は“角質”。靴がすれることでできた、いわばタコのようなものなんです。
ちなみに当センターに来られる方は、副爪をずっと爪だと思って、放置している方が大半でした。気になる状態があれば、まずは一度ご相談ください。
東京都杉並区巻き爪矯正センターの「副爪」ケア
当センターでは、「副爪を除去する」「きれいに整える」という流れで副爪ケアを行っています。
(1)副爪を除去する
爪の甘皮やささくれなど、柔らかい部分を除去するための「キューティクルニッパー」を使って、まずは除去できる部分を丁寧に取り除きます。
血管が近くを通っているので、細かく状態を確認しながら慎重に施術します。安心してお任せください。
(2)きれいに整える
次はルーターという専用道具を使って、きれいに整える工程です。角質がきっちり除去できれば、爪は本来の形に戻っていきます。先ほどと同じく、細心の注意を払いながら丁寧に取り除いていきます。
副爪の予防方法
できている副爪を取っても、それで終わりではありません。足への刺激がなくならない限り、またできる可能性は十分あります。
副爪を予防するためには、足の環境を変えてください。具体的には「合う靴を履く」「正しい立ち方や歩き方を心がける」ことが重要です。
▼副爪の予防法(1)合う靴を履く
副爪の予防で特に意識したいのが靴。「足の形に合っているのか?」「靴の中で足が前滑りして、指が押されていないか?」などをチェックしてください。
▼副爪の予防法(2)正しい立ち方・歩き方をする
立ち方や歩き方に関しては、ポイントになるのが足先です。足先まで体重を乗せて立つ、そして歩くことを、常に意識してください。
副爪ケアは、東京都杉並区巻き爪矯正センターへ!
足の小指の先が痛いと思っていたら、爪が分かれていた、もしかしてこれが副爪?気になる……と思われた方は、一度お話を聞かせてください。
当センターでは、爪の状態を細やかに確認しながら副爪を除去し、丁寧に角質を取り除いていきます。副爪を再発させないための予防法やアフターケアについてもお伝えしますので、副爪ケアは当センターにお任せください。
陥入爪の痛みでお悩みの方へ!陥入爪のテーピング効果を解説
みなさん、こんにちは!
杉並区巻き爪矯正センターの院長、小池研身です。
陥入爪の応急処置として、「テーピング法」が知られています。当センターでは陥入爪で爪の食い込みが強い場合、テーピングを行います。
テーピングには主に、固定力の優れたキネシオテープを使用し、まずは、辛い痛みの緩和を行った上で、巻き爪の矯正を行います。
そこで今回は、陥入爪のテーピングを行うケースや、具体的な効果など、詳しい内容についてお伝えします。
テーピング療法の役割とは?
テーピング療法は、陥入爪はもちろんのこと、外反母趾や開帳足など、さまざまな「足トラブル」において、有益な手段の一つです。
使う箇所は足だけにとどまらず、打撲をはじめとした全身のケガの処置や、ねん挫や靭帯損傷などで痛みが生じている際の関節の固定、さらにはスポーツ選手のパフォーマンス向上など、用法は多岐にわたります。
テーピングばかりに頼ると、本来の筋肉が衰える可能性があるため、あくまでケガ防止や痛みの軽減、リハビリが主な目的ですが、正しく使えば一定の効果を期待することができます。
整体院で使うテープには、さまざまな種類があります。

当センターでは、粘着力や収縮性の異なるホワイトテープとキネシオテープ、ロイコテープの3種を主に使い分けています。
巻き爪矯正では2種のテープを使います
巻き爪のテーピングにおいては、キネシオテープとロイコテープを使って、巻き爪矯正を行っています。それぞれの特徴は次の通りです。
キネシオテープの特徴
筋肉とほぼ同じ伸縮性をもち、十分な粘着性もあるため、身体にフィットする点が、キネシオテープの大きな特徴です。
痛みやコリが生じている筋肉に沿って貼ることで、人間が本来持っている自然治癒力を高める効果が期待できます。
ロイコテープの特徴
ロイコテープは、レイヨン100%のため強度と粘着性があり、固定力に優れているというのが、大きな特徴です。
耐久性もあってはがれにくく、雨天にも強いため、アスリートが好んで使用するテープの一つです。
巻き爪矯正のテーピングでキネシオテープを使うのか、それともロイコテープを使うのかは、ケースバイケース。巻き爪の状態を見て、より適切なものを選択し、使用します。
陥入爪でテーピングを行う目的・効果
陥入爪でテーピングを行うのは、爪の軟部組織への食い込みが強い場合です。
食い込みが強くなると、軟部組織が爪を覆うような形になります。テーピングによって爪と軟部組織の間に隙間を開けることで、徐々に本来の状態に戻る効果が期待できます。
このように巻いている爪と皮膚を離す目的で、陥入爪のテーピングを行う場合は、ロイコテープを積極的に使用します。
もちろんキネシオテープも優れたテープです。外反母趾や開帳足といった、その他の足トラブルでも、これまで大いに使用してきました。
ただし状況によっては、固定力に優れたロイコテープのほうが、目指すゴールへと素早く届く手段となると考えています。
なぜならロイコテープは固定力に優れているため矯正がしやすく、爪の食い込みによる痛みを緩和する効果が期待できるからです。

ロイコテープは、ラグビーやアメリカンフットボールなど、ハードなコンタクトスポーツなどでよく使われるテープです。いかに強固な固定力を誇るかが、お分かりいただけるかと思います。
テーピングのイメージとしては、固定力のあるロイコテープを爪と皮膚との間に貼り、爪をぐっと持ち上げる光景を想像してください。
食い込んでしまっていた爪を肉からはがし、すき間を作るだけでも、それまでの痛みが緩和し、ずいぶん楽になるはずです。まずは、辛い痛みを取り除いた上で、巻き爪矯正を行いましょう。
テープの替え時は、「爪のキワがはがれてきたとき」です。爪と皮膚のすき間が少し生まれた状態で、貼り替えを行います。
東京都杉並区巻き爪矯正センターでテーピング
テーピング療法は、基本的に対症的な意味合いで使う施術ですが、陥入爪によって爪の食い込みが激しい場合、一定の効果が期待できます。
テープ自体は薬局やドラッグストアなどでも入手できますが、適切な貼り方をするには、知識や経験が必要です。誤った方法で陥入爪にテーピングを行うと、痛みを増す結果を招く可能性もあるため、くれぐれも注意しましょう。
東京都杉並区巻き爪矯正センターでは陥入爪のテーピングを含め、痛みを伴わない巻き爪矯正「ツメフラ法」を採用し、巻き爪矯正を行っています。
陥入爪を自分で治す?コットンパッキングとテーピング法
みなさん、こんにちは!
杉並区巻き爪矯正センターの院長、小池研身です。
爪が周囲の皮膚に食い込む陥入爪(かんにゅうそう)は、悪化すると肉芽(にくが)が生じ、痛みが強くなります。
巻き爪を矯正し、陥入爪を自力で治す方法として、コットンパッキングとテーピング法が知られています。
どちらも陥入爪の原因は解消しません。あくまで応急処置です。ただし、辛い痛みを一時的にやわらげる効果は期待できます。
今回は、陥入爪を自力で治す方法として知られるコットンパッキングとテーピング法の具体的な手順を紹介。さらに根本原因を取り除く方法として、ツメフラ法を紹介します。
陥入爪の二大セルフケアを紹介
まず、陥入爪をご自分で治す方法として有名なものには、下記のセルフケアがありますので、それぞれ見てみましょう。
1)コットンパッキング
「コットンパッキング」とは、食い込んだ巻き爪と皮膚の間に、小さく丸めたコットンをはさむ方法です。
コットンの大きさは米粒大が目安です。ピンセットや爪楊枝など、先がとがった道具を使い、すき間にコットンをはさみましょう。
材料も少なく手順も簡単なので、思い立ったらすぐ、自宅で手軽にできるのがコットンパッキングの魅力です。
ただし基本的には、コットンパッキングはあくまで応急処置です。続けると爪が反り上がり、より複雑な巻き爪になる恐れがあります。
また、痛いだけではなく肉芽ができている場合や、炎症によって化膿している場合などは、症状をさらに悪化させることもあります。すき間がほぼないのに、無理やりコットンを詰め込むのも危険です。
2)テーピング法
コットンをはさむすき間がない場合の巻き爪対策として、伸縮性のあるテープを使った「テーピング法」が知られています。

テープの主な巻き方には、次の種類があります。
1:爪と皮膚の間を広げる方法
まずは、テープの端をできるだけ爪の横ギリギリに貼ります。爪と皮膚の間を広げるような感覚で強く引っ張りながら、指の下を通して、反対側までテープを回します。
続いて、指の下から回したテープを、指の上を斜めに回しながらしっかりと引っ張り、指の上に貼って固定します。
反対側も同様に貼りましょう。引っ張りながら貼るのがコツです。
2:爪と皮膚の間にテープをはさむ方法
まずは、爪を囲むようにテーピングします。テープが3ミリほど、爪にかかる感じで貼ってください。先ほどの約3ミリの部分を、ピンセットや爪楊枝などを使って、食い込んだ爪の内側に詰め込みます。
強く引っ張るのではなく、指のカーブに沿うようにして、やさしく貼るのが、このテーピング法のポイントです。
どちらのテーピング法も、痛みを感じる場合はやめましょう。無理やり行うと、陥入爪の症状を悪化させる恐れがあります。コットンパッキングと同様、あくまで応急処置です。
陥入爪の原因は、トゲ状になった爪!
陥入爪を自分で治す方法として、有名なものをご紹介しました。これらはあくまで応急処置であり、根本的な解決にはなりません。
なぜなら陥入爪が痛みを引き起こす原因は、トゲ状に尖り、残ってしまっている爪の端(爪棘:そうきょく)だからです。つまり、爪を爪棘ができない状態に整えてあげない限り、陥入爪の問題は解決しないのです。

では、なぜ爪棘ができるのでしょうか?その主な原因はずばり、爪の切り方にあります。
短く切りすぎて、いわゆる深爪になると、爪が伸びてきたときに爪による押さえがきかなくなり、皮膚の軟部組織が隆起してきます。そして伸びてきた爪が軟部組織を押し、陥入爪になります。
病院に行くと、症状に応じた治療や、場合によっては手術が行われます。たとえば、爪が刺さっている部分を斜めに切り取る処置(フェノール法)や、爪の端を縦に切除し、新たに爪が作られる部分(爪母)を焼く手術が一般的です。
こうした治療や手術は、「爪の端を切ると、その部分はなくなるから、もう巻き爪になることもない」という理論で行われています。
ただし爪の両端というのは、本来皮膚としっかり接合し、安定しています。爪と皮膚を切り離してしまえば、爪が揺れやすくなり、不安定な状態に。その結果、また爪が巻いてしまうという悪循環が起こりやすいのです。
当センターでは、ツメフラ法で陥入爪にアプローチ
そこで当センターでは、陥入爪の原因である爪棘の問題を解消し、陥入爪をできるだけ、繰り返さないための根本的な矯正法として、医師考案の専門器具を使用し、痛みのないツメフラ法を採用しています。
爪棘だけを切って終わりではなく、爪全体の健康を取り戻す施術です。
爪は、異なる性質を持つケラチンで作られた3つの層が重なることで、一枚の爪を形成しており、もっとも下の層を第三層と呼びます。
この第三層が収縮と膨張を繰り返すことで横幅が短くなると、爪が巻くようになり、何度も繰り返す巻き爪の原因になります。
そこで十分な時間をかけて足浴していただき、第三層を柔らかくした上で、第三層のケラチン除去を行います。特に初回はかなり時間をかけます。その後、状態に適した矯正器具をつけることで陥入爪を矯正します。
無理やり切ったり、引っ張ったりといった施術は一切ありません。痛みのない施術ですから、安心してご利用ください。
陥入爪を自分で治す方法を試してきたけれど、いっこうに治らない、肉芽ができてしまって、歩くたびにズキズキ痛んで辛い方、ぜひお早めに、当センターにご相談くださいませ!
爪の横が痛い!陥入爪の原因・治し方・予防対策
みなさん、こんにちは!
杉並区巻き爪矯正センターの院長、小池研身です。
「足の親指の爪の横が痛い」「爪が食い込んで、歩くと痛い」「靴を変えてから痛むようになった」という方は、陥入爪(かんにゅうそう)かもしれません。爪がホッチキスの針のように、皮膚に刺さっていませんか?

当センターではツメフラ法により、陥入爪の矯正を行っています。痛みもなく、爪質を整えることで再発防止・予防もはかります。
陥入爪とは何か、原因や応急処置のセルフケア、当センターの巻き爪矯正法などを紹介します。
陥入爪とは?特徴と見分け方
陥入爪とは、爪の端が皮膚に食い込んだ状態です。
多いのが、ホッチキスの針のように爪が直角に食い込むケース。起こりやすいのは足の親指ですが、それ以外の指や、ごくまれに手の指が陥入爪になることもあります。
食い込んだ爪は皮膚を傷つけて、痛みや炎症を起こします。赤く腫れる程度で済めばいいのですが、化膿して肉芽(にくげ)ができることもあり、そうなるとやっかいです。
肉芽とは、傷を治すために盛り上がってできる組織のこと。悪臭を伴い、すぐに出血します。そして、ますます治りにくくなるという悪循環に陥ってしまうのです。
肉芽ができ、少しの圧がかかっても痛い場合は、まずは皮膚科にかかり、治療を優先することをおすすめします。
陥入爪になる原因は?
なぜ、陥入爪になるのでしょうか?主な原因は3つ。「深爪」「足に合わない靴」「急激な体重増加」です。
陥入爪の原因(1)深爪
陥入爪でもっとも多い原因は「深爪」です。
短く切りすぎると、爪が伸びてきたときに爪による押さえがききません。すると指のやわらかい部分が盛り上がり、結果的に爪が食い込むようになるのです。
爪が食い込むと、刺さっている部分を切りたくなります。切るとしばらくは、痛みはおさまります。でも爪が伸びるとかえって爪の食い込みが強くなり、さらに悪化するためおすすめできません。
陥入爪の原因(2)足に合わない靴
「足に合わない靴」も陥入爪の原因です。
爪は3層構造になっており、層内をケラチンが移動・膨張・乾燥・収縮することで、巻き爪が生じます。加えて靴によって外側から圧力が加わることで、陥入爪を引き起こしてしまうのです。
例えば、高めのヒール靴や、先端がとがった靴を長時間はいていませんか?さらに、偏平足や外反母趾、O脚、X脚など足のトラブルを抱えていると、歩き方のクセがつき、ますます陥入爪になりやすくなります。
陥入爪を治した後、再発させないためにも、靴選びは重要です。圧力がかからない靴をはくようにしてください。足のトラブルがある場合も、あわせて改善しておくことをおすすめします。
陥入爪の原因(3)急激な体重増加
意外なことに「急激な体重増加」も陥入爪の原因です。
なぜなら急激に体重が増えると、足の爪にかかる圧力が一気に大きくなり、爪が食い込んでしまうため。そこに「合わない靴」「ペディキュアなど化学薬品による爪の乾燥」といった要因も絡むと、ますます陥入爪になりやすくなります。
特に女性は、妊娠すると一気に体重が増えます。実際、妊娠中の女性にも陥入爪が多く見られますので、足に合う靴をはき、できればペディキュアはお休みするほうが良いでしょう。
陥入爪のセルフケア・治し方は?
「自分でできる陥入爪の治し方を知りたい!」という方は多いようです。
残念ながら、セルフケアで陥入爪を治すことはできません。ただしコットンやテーピングによる応急処置なら可能です。「とにかく痛みをおさめたい!」という方のために、陥入爪のセルフケアを2つ紹介します。
▼陥入爪のセルフケア(1)コットンパッキング法
もっとも簡単なセルフケアは、コットンパッキング法です。
コットンパッキング法とは、突き刺さっている爪の角に、“米粒半分ぐらい”に小さく丸めたコットンを詰める方法です。ピンセットや爪楊枝などを使って、すき間にコットンを挟みます。
ただし「肉芽ができている」「化膿している」ときは、かえって悪化しかねません。すき間がほぼないのに、無理やりコットンを詰め込むのも危険です。
身近なものでセルフケアできて手軽ですが、あくまで応急処置ということを頭に入れておきましょう。
▼陥入爪のセルフケア(2)テーピング法
深爪だとコットンを挟むことができません。その場合はテープを使います。
できれば伸びるタイプのものが良いでしょう。当センターでは、筋肉とほぼ同じ伸縮性をもち、固定力にすぐれたキネシオテープを使っています。
ただし適切な貼り方をするには、知識や経験が必要です。何よりテーピングによるセルフケアもあくまで応急処置。陥入爪を矯正することはできません。
まずはテーピングで陥入爪の痛みを緩和した上で、矯正を受けることをおすすめします。
東京都杉並区巻き爪矯正センターの「陥入爪」矯正は?
当センターでは、ツメフラ法による陥入爪矯正を行っています。
ポイント(1)無理なく爪を持ち上げる
陥入爪では爪の端が刺さってしまっていますので、当センターではロイコテープを使い、爪と皮膚のすき間を作るようにします。それだけでも痛みがやわらぎ、楽になるはずです。
矯正に関しても、リフターやツメキャップ、ツメフラなど、状態に合った専用装具を使いますので、痛みを感じることなく、矯正することが可能です。
ポイント(2)皮膚への圧迫を減らす
ツメフラ法ではケラチンを除去し、皮膚への圧迫を減らすことも大切にしています。
爪と皮膚の間には、たんぱく質の一種であるケラチンが溜まります。ケラチンを専用器具で丁寧にかき出すことで、爪が適正な厚さになり、皮膚への圧迫がなくなります。
圧迫がなくなれば皮膚への負担もなくなり、皮膚が健康を取り戻します。しかも余分なケラチンを除去すると、爪も健康になり、色が良くなる方も少なくありません。ぜひ変化を楽しみにしてください。
ポイント(3)爪質を整えて、再発も防止
ツメフラ法では、爪質を整えることも大切にしています。なぜなら陥入爪を再発させたくないからです。
陥入爪の矯正・治療は、病院や治療院、ネイルサロンなどでも受けられます。例えば病院では、爪の根元を薬品で変性さえて、その部分の爪を生えなくする「フェノール法」が一般的です。
フェノール法は、従来広く行われていた鬼塚法と比べると“痛みが少ない”ことが特徴です。ただし爪が生えてくる部分の細胞を焼いてしまうので、爪の変形が生じやすく、また爪が巻いてしまうという悪循環に陥りやすいのです。
ツメフラ法では、施術前にしっかりと足湯をしていただき、爪に水分を含ませるなど、爪質を整えることを重視しています。
出血がひどい場合や、膿が出て痛い場合は、巻き爪矯正よりも治療を優先してください。矯正はその後です。ただし、「出血がひどくない」「炎症も少ない」「痛みがそれほどでもない」という場合は、矯正が可能です。躊躇なさらずに、まずはご連絡ください。
陥入爪予防のためのアフターケア
陥入爪矯正を受けていただき、次のポイントを実践することで、さらに効果が期待できます。
ポイント(1)爪を正しく切る
正しい爪の切り方を心がけてください。まずは深爪にしないこと。爪の端が指の外に出るまで伸ばしましょう。
爪はまっすぐに、両端を切り落としすぎないこともポイントです。いわゆる「スクエアカット」を心がけてください。
ポイント(2)こまめに足湯をする
水分を含ませてあげると、爪はとても喜びます。時間があればぜひ、こまめに足浴をしてください。

足浴をすれば、爪の内部のケラチンが膨張し、移動します。それだけでも爪質が整い微細に矯正され、陥入爪予防になります。特に乾燥する時期は、意識して足浴を行うことをおすすめします。
陥入爪矯正は、東京都杉並区巻き爪矯正センターへ!
陥入爪は、放置すると肉芽ができ、強い痛みや炎症を引き起こします。「陥入爪かな?」と思ったら、早めに矯正することをおすすめします。
ツメフラ法による陥入爪矯正は、無理やり矯正するのではなく、「爪に負担をかけず」「爪質を改善しながら」矯正を行うのが特徴です。また当センターでは、偏平足や外反母趾など足トラブルへの施術も可能です。
ぜひ陥入爪矯正と再発予防のための対策は、当センターにお任せください。
※巻き爪が炎症を起こして化膿している場合は、医師による治療が必要です。
足の爪が厚くて切れない・伸びない……それは「肥厚爪」の可能性も
みなさん、こんにちは!
杉並区巻き爪矯正センターの院長、小池研身です。
「足の爪が分厚い」「足の爪があまり伸びない気がする」――そんな爪の変化に、不安を感じていませんか?巻き爪と思う方も多いようですが、「肥厚爪(ひこうそう・ひこうつめ)」の可能性があります。
この記事では、「肥厚爪とは?」という基本情報に加え、足の爪が厚くなる・伸びない原因を解説。「足の爪が厚いけど、自分で削るのはOK?」「自然に治る?」といった疑問をお持ちの方に、適切な対処法をご紹介します。

その爪、「肥厚爪」かもしれません!
足の爪だけが分厚くなっているのを見て、「どうして?」「これって何?」と驚く方は少なくありません。
特に「爪が分厚い」「白く濁っている」「なかなか伸びない」といった変化があると、「巻き爪かな?」と思う方も。ところが実際には、「肥厚爪」であるケースがとても多いのです。
肥厚爪とは、爪が通常よりも厚くなってしまった状態のこと。名前はあまり知られていませんが、身近な爪トラブルの一つです。靴を履くと痛い、ネイルができない、見た目が気になってサンダルを避けてしまう……そんなお悩みもよく聞きます。
「心当たりがある」という方は、肥厚爪かもしれません。次のセルフチェック項目を参考に、今の爪の色や形に当てはまるものがないか確認してみてください。
「肥厚爪かな?」と思ったら、まずはチェック
肥厚爪にはいくつかのタイプがあり、それぞれに見た目の特徴があります。次のチェックポイントに当てはまるものがあれば、早めのケアを検討するサインかもしれません。
<タイプ1>爪の表面に変化がある
- 爪の表面に凸凹がある
- 縦に深い溝が入っている
- 色が濁っている、または茶色っぽい
- 爪がもろく、剥がれやすくなっている
⇒「厚硬爪甲」(こうこうそうこう)の可能性あり
<タイプ2>爪の下に何か溜まっている
- 爪の下にボロボロとした角質が溜まっている
- 軟膏を処方されたが一向に改善しない
⇒爪甲下角質増殖(そうこうかかくしつぞうしょく)の可能性あり
<タイプ3>爪の形が大きく変形している
- 親指の爪がオウムのくちばしのように前に曲がっている
- 表面が凸凹して光沢がない
⇒爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)の可能性あり
詳しくは、別記事「足の爪が厚い、変色する…その原因は『肥厚爪』かも!」もご覧ください。
肥厚爪の原因とは?
肥厚爪にはさまざまなタイプがありますが、どのタイプにも共通しているのが“爪への負荷・刺激の積み重ね”です。思い当たる行動や習慣がないか、改めて確認してみましょう。
- 足に合わない靴を履き続けている(先が細い靴やヒールなど)
- 歩き方にクセがあり、特定の爪に負荷がかかっている
- 加齢により、爪の水分や柔軟性が失われてきている
- 長時間の立ち仕事や、スポーツで足に強い負荷がかかっている
- 爪白癬(爪水虫)などの感染症にかかっている
特に爪が白く濁り、ボロボロと欠けている場合は、爪白癬の可能性も考えられます。心当たりがある場合は、まずは皮膚科などの医療機関を受診してください。
※当センターでの施術は、治療後となります。

分厚い爪、自己流で削っても大丈夫?
「見るたびに気になる」「人前で素足を出せない」と、つい自分でどうにかしようとする方も少なくありません。爪切りでは切りにくいので、市販の爪やすりを使って削っているという声もよく聞きます。
確かに、削れば一時的に見た目は整うかもしれません。ですが、爪が厚くなる根本の原因を取り除かない限り、時間が経てばまた元に戻ってしまいます。自己流のケアでは、どうしても“その場しのぎ”になってしまうのです。
さらに、自己処理によって状態を悪化させてしまうケースも多く見られます。「あと少しだけ」と削りすぎて出血したり、炎症を起こしてしまったり、逆に爪がさらに分厚くなってしまうことも。
肥厚爪のケアには、状態に合った正しい処置が不可欠です。削るなら、どこを・どの程度削るべきか?その判断には、専門的な知識と技術が必要です。
東京都杉並区巻き爪矯正センターの「肥厚爪」ケア
肥厚爪ケアは、ただ削ればよいわけではありません。爪が健康に生え変わるための環境を整えてあげることが何より大切。“新しい爪が生えてくるお手伝い”をすることがポイントです。
たとえば黒っぽく変色している爪は、ほとんどが機能を失い、回復が望めない状態。そのまま残していても、新たに伸びることはありません。むしろ根元にわずかに残り、何とか伸びようとする爪の成長を妨げる原因にもなりかねません。
そこで当センターでの肥厚爪ケアは、まずは必要のない部分を丁寧に除去する“削る処置”から始まります。専用の電動ルーターを使って、余計な部分だけをそぎ落としていきます。
生きている爪だけを残すと、爪周りに血流が戻ります。すると爪に養分が行き渡るようになり、爪は自然と伸びようとするのです。
不要な爪を削ったら、次は爪の表面をなめらかにする処置です。表面の凹凸をなくすことで、ざらつきがない状態へと整います。
肥厚爪ケアは、東京都杉並区巻き爪矯正センターへ!
肥厚爪は放っておいても自然に改善することは少なく、時間が経つほど厚みや変形が進行することもあります。見た目の変化はもちろん、痛みや歩きにくさといった不調につながることもあるため、早めのケアが肝心です。
「これって巻き爪?肥厚爪?」「削った方がいいのか分からない」といった迷いがある方こそ、当センターにご相談ください。状態を正しく判断した上で、最適なケアをご提案いたします。
お悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください!
巻き爪治療ならツメフラ法がおすすめ
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